If you want me to stay

FKD48のライブに行くと毎回、FKDがFKDたる理由に思いをはせてしまいます。
私は普段吉本のイベントばかり行っているので、そういう人間から見るとどうか、という前提でここから先は読んでいただけるとありがたいかと。好き勝手言ってます。気を悪くされた方がいらしたら申し訳ない。

一言で言うと、FKD48って“内輪”だよなぁと思うのですよ。
ま、今さら胸張って言うことでもないですが（そんなの大前提でみなさん見ていると思うので）、FKDを見ると内輪感にも種類があるんだなぁということを考えさせらます。
個人的には、“内輪”をライブにするなら、ショーアップすることをきちんと意識しないといけないのじゃないかと思います。やっている側に「“内輪感”という料理をお出ししています」という自覚が必要というか。成功している内輪のライブってそういうところが見える*1。それがないとなあなあになりますよね。FKDは、あくまで「実力があるけど売れない芸人たちが集まって面白いことします」という気持ちで集まっていてそれが内輪のいちゃいちゃになっているようなゆるさがある気が。もちろんFKD以外でも、それこそ吉本にもそんないちゃいちゃで終始するライブはいっぱいあるし、それはそれで魅力になることは多々あります。なんならシュール５だって時としてそうだ。だけどFKDは「ふきだまっている」と自称し、それをマイナスのことのように茶化しているわけなので（FKDである理由を“罪状”としているんだからそうとらえていいはず）、いちゃいちゃで終わっちゃただの傷のなめあいになっちゃうんじゃないかしらなどと偉そうに考えたりしました。どうせなら、ふきだまってるけどこんなに面白いんだぞーできるんだぞー、という気持ちが見たい。始動に比べたら躍動は相当よくなっていましたが、ライト層やTV視聴者層にアピールしたいのであれば、まだ力不足感が否めない・・・かなぁ。私はTVをほぼみないので適当言ってますこのへん。

FKD48がふきだまりのままでもお金になる市場を作ることが目的なのか、ふきだまりから抜け出すことが目標なのかがいまいちわかりませんが、前者なのであればこの考えは多分逆で、内輪のいちゃいちゃのニーズを増やすこと・ライブでのいちゃいちゃ感の精度を上げることが大事なんでしょうねー。

実際FKDきっかけで仕事増えたり動員増えたコンビってどのくらいいるのかしらなどと下衆い勘ぐりをしたくなる。目標がどっちであっても、そうなっていかないと意味がないもんね。とりあえず私はHi-Hiがだいすきになりましたよ！

*1:自分が見た中ではTOKYO9の第一回とか、いいときの大悟組とか