ネクハゲ再び

カリカMEETS vol.4 最終日に行ってきたよ。
簡単に覚書と感想をば。


舞台装置は壁とセンターにあるドアのみ。


●meets 永野宗典:KETUAGE2009*1

密室にジャージ姿で閉じ込められている家城氏と永野氏。家城さんが前からそこにいて永野さんが新入りらしい。
サイレンが鳴ると外から人(=林さん)がやってきて殴ったり尻上げをしたり、そして部屋の片側にあるマジックミラーの逆側から高貴な方々がそれを見て笑っているらしい・・・という話。
とにかくカリカが永野さんのことだいすきなんだなーかわいくてしょうがないんだろうなーっていうのと、笑 林さんというキャラクターのずるさをまざまざと感じました。あの人がホルターネック+警帽であんなことしたら笑うしかないよ!!!笑
あと、「体の傷は3日で慣れる。慣れないのは心の傷だ。」という言葉があんなに笑いの引き金になるなんて!“心の傷”ってそれかよ!笑


●meets 李千鶴:まなぜに回し

猿回しのように“まなぜに”という人と猿の中間の生き物を回す演芸師の師匠:遊郭亭ランプ(李さん)と弟子:七三(林さん)のところに新しいまなぜに(家城さん)がきた話。
KETUAGEと七三という林さんの振り幅が!!!!!七三が「師匠のそういうとこ嫌いです」と何回か言うんですが、その言い方がとてもすきでした。
師匠に「まなぜにを回したいのか、まなぜにに回されたいのかどっちだい?」と問われて七三は「そりゃ回したいですよ」と答えるんですが、結局ランプ師匠やまなぜにの言動に一番振り回されてたのは七三で、その逆転が哀しくも可笑しいなぁと思いました。
ちなみにまなぜにとは“愛銭”、つまり愛情やお金の象徴なんですね。家城さんが「一番メッセージ性の強いコント」と後のトークライブで言っていました。


●meets 山崎樹範:ナカヌキから聞こえる

時は第二次人妖大戦争のさなか、陰陽師から逃げてきたネクハゲ(林さん)、ナカヌキ(やましげさん)、楊枝洗い(家城さん)の三匹。レンタルCDの中身を抜く妖怪のナカヌキが感情を昂ぶらせると、その時の状況にあったBGMが聞こえてくる。笑 とうとう追い詰められた三匹は誰かが囮になって追い詰められた小屋から脱出しようとするが・・・という話。
何よりもネクハゲ!!!!!!また見れたー!!!そして音楽ラジオを一緒にやっているやましげさんとだからこういうネタなのかなーと思いました。そしてみなさん汗だくだく。ぬらりひょんが先生と呼ばれていたんですが、彼は結構上のほうの妖怪なんですか?知らなかった。笑


●meets 小林顕作:諸刃のこけし

THE UNKO!の一言に尽きる。笑 どうやったら排泄物を食べられるかを延々議論する話。
家城さんのワンコインライブで話していた内容ときっと被るんだろうなーと思いながら見ていました。そもそものお題があまりにも下らないので、笑 それを克服するために愛だのなんだの言われるともうナンセンスすぎて面白くてしょうがなかったです。笑
それにしても、ほんとによくこれを顕作さんにぶつけたなぁ・・・笑


○転換時:コッセこういち、デッカチャン、浅野千鶴
コッセの存在感・・・!!



全部で2時間以上やっていて、最近のライブではあんまり見ない長さにも関わらずあっという間でした。いつも思うのですが、どこからこれだけのアウトプットが生まれてくるのでしょうか。家城さんの脳みその構造を見てみたい。年2回のMEETSに、単独に、神保町に・・・。尋常じゃない創作ペースだと思います。今後も楽しみがいっぱいでこちらは嬉しいですが!

あと、フライヤーと一緒に配られた秋の手紙の「僕には今近況も告知も書けるところがないので・・・」というような言葉に寂しくなったり。いつ再開できるんでしょうか・・・。

*1:KETSUAGEだったかな?