過去を現在にどう生かすか

『かつて』の意味@神保町花月をみてきました。
まだ公演中なので畳みます。


とにかく音楽が良くて!!分かったのは殺陣シーンのsoilとEDのエゴぐらいだったんですけど、ものすごくいい。サントラCD(コンピになるだろうけど)¥500くらいで作ってくれないかな。
刑事ものだったんですけど、演出でハードボイルドな感じがとてもうまく出てて良かったと思います。
あと池谷さんの感情のない冷たい演技がやっぱり良かった。池谷さん素敵だなぁ。ちゃんと押見さんと年齢差があるように見えたし。
ただ、10年前に一緒に刑事を目指し始めたのなら、「刑事のすべてはあなたに教わった!」みたいな押見さんのセリフはなんか違和感があるけど。
押見さんの設定も・・・最後ぞわーってなったわ。こわいこわいこわいこわい。
あと、バックスクリーンが思いのほか良かったです。星野の、狂わないとやってられなかった人間の色々無くした目つきとか、大谷の無表情とか。実は初見だったんですが、ちょっと気になる。
クレオパトラもよかったなー!!最初「長谷川・・・笑」と思ってたけど、押見さんの事情が分かった上で考えるとすげーいい奴だし、桑原は持ち味出てた!日が変わるとちゃんとネクタイが変わってるのが細かくていいなーと思ってました。でもあの赤いネクタイは・・・。笑
一方パンサーはとにかく菅!いい役もらったなー!と思って見てました。あの風貌で「かわいい」は反則だよ。笑 尾形・向井は声ちっちゃかった。後ろまで届いてるの?あれ。
にしてもみんな噛み噛みだったなぁ・・・。押見なんか「刑事の嫁」→「刑事のデカ」って間違えてたよ。全体的に変な空気でした。


タイトルはどういう意味なのかなーと考えてたんですが、きっと「かつて」=「昔」=「過去」だと思うんですよ。
なのでこの記事のタイトルが、この公演のテーマだと解釈しましたが如何。