T.M.R. LIVE REVOLUTION ’13 UNDER: COVER 2@仙台サンプラザホール

ツアーが終わりました。
今回のツアーはお話仕立てで、本人は6月のNHKで“ロックオペラ”と称していた気がします。初日に見たときは咀嚼しきれなくてパニックでした。「何故こんなことをしているのか」と。MC無しで2時間ぶっ飛ばすのはやはり無理なのかと。
でも、3か月間ちょいちょい見てきて、もちろん昔のかたちのLIVE REVOLUTIONが見たいのは変わらないんだけど、この形のLIVEの楽しみ方もわかってきて最終的には終わるのが寂しかったです。
T.M.R.はオーディエンス側の要望と西自身が出したい色とのバランスを取って活動していると思っています。だからどっちかに振れすぎちゃうこともあって、今回は西側にシーソーが寄ったのかな、という印象。それでも緩急を覚えて楽しんでしまうファンの皆様が素敵だと思うよ!


生きる意味、命の意味は外側から見ている神(のような存在)にも結局わからない。生きている本人が答えを出すしかないんだ、ということを受け取ったよ。本当の意図が何だったのかはわからないけど。
西も自分がいる意味・歌う意味・音楽をやる意味を見失いかけてたのかもしれないけれど、ツアーで少なくとも待っている人間がいるのを感じてそれだけで意味があると思えていればいいのですが。


さて、曲について。いやー賛否両論だっただろうなぁと思いますよ!そもそも去年の代々木の時点で(私の周りでは)アレンジの好き嫌いがパッキリ分かれてましたから!私は大好物ばっかりだったんでうっはうっはして踊ってました。特に独裁や霹靂のアレンジが好みすぎて!この2曲は長谷川さんのドラムのおかずが多くてそれも楽しかったー。ぎゃーすか言ってましたけど何か。霹靂はIKUOさんも堪らなかった・・・!あとアルビレオね!極上ソロがあったもんでこれまたぎゃーすかですよ。SHAKIN’の鬼のようなアレンジも最高でしたありがとうございました。INVOKEがCDよりもピコピコ感が抑えられていていい意味で裏切られるアレンジになってたのも印象的だったです。この歌、そんなに思い入れは無いんだけどLIVEでやるとやっぱりぐっときちゃうね。逆に思い入れがありすぎてすぐ泣きそうになっちゃうのがOOO。『ただキレイなものばかりを漁るのはやめなよ 疵のつかないもの この世にない』の歌詞に弱いんです。「それは共鳴」のセリフで我に返りますけどね、ええ。あっ、全体的に西のちぇけらっちょ的な動きや合いの手が多くてそれはちょっと辛かったです。ジャンゴーとか・・・。笑ってはいけないLIVE REVOUTION。アレンジ的にはそういうの好きだからいいんだけどさ・・・。


そんなUNDER:COVER2、10月にWOWOWで放送予定です。ぜひ半笑いで見てみてくださいな。