先手ふみた後手ねだて

囲碁将棋単独に行ってきました。
正直、人生初のお笑い単独だった*1ので、まず「あぁ、これが単独かー」と感動しました。
そのコンビだけで作りこんで、完成させて、お客さんもコンビを応援してる人たちが期待して来てて。
いいもんですね、単独って。もちろん演者がいいものを作ってくれる前提での話ですが。
てことで以下感想。レポでなく感想。
60分一本勝負。
呼び込みのアナウンスが不公平→J-WALKとCan you〜の人→やりたいことがある(ふみた編)→やりたいことがある(ねだて編)→嘘→中学の先輩→はたらくくるま
かな?とにかく笑うことにどっぷり没頭してたので記憶中枢が働いてませんでした。間違いがあれば教えてください。
やりたいこと・ねだて編とエンディング後にVTRも使ってましたが、そのどちらもすごかったです。それぞれ別の意味で。
前者はねだての色々飛び越えっぷりとそれに対するふみたの当惑っぷりがかなり面白かったし、後者は一種のネタばらしだったんですが「えええええぇぇぇ」つって慄きました。ライブ中のネタそのものが前フリだっていう。
今回とにかくぞわぞわしたのが、そのエンディング後のVTRを含む単独ライブ全体像の作り方です。
60分を締めるオチ台詞が最初のJ-WALKのネタに戻った時も「うわー綺麗にオチた!」と思って感動したのですが、そのJ-WALKにしてもよしもとのケータイサイトで実は前フリしてたわけで。隙なく使ってやがる・・・!となんかもう悔しいですわ。完全に囲碁将棋の手のひらで踊る猿ですよ、私ゃ。
でもその踊らされてたことが分かったときの驚きが癖になってしまうんでしょうね。
思えばやつらの多分今んとこ代表ネタだろう隣の部屋のネタにしたって、あの何度もくる「えぇぇぇぇぇえ」っていう瞬間がたまらんし、そういうコンビなんでしょう。
ということで、とても囲碁将棋らしいライブだったのでは。
あー楽しかった!

●追記:先手ふみた後手ねだての意味ですが、ふみたの次はねだてがボケますという風にしかとれませんでした。笑
だって太一くん完全にツッコミでも同意でもない瞬間が多々あったよ!!

*1:単独行ったら一線越えちゃうと思って控えてた